その原因は親にあるかも知れません。
「毒親」という言葉
毒親という言葉は、「毒になる親」という言葉の略です。
「毒になる親」という言葉は、スーザン・フォワード 著・玉置 悟 翻訳『毒になる親 一生苦しむ子供』 (講談社）からきています。
『毒になる親 一生苦しむ子供』 は毒親本のバイブル的存在として有名な本です。
毒親の基準＝子供に有害な影響を与えるかどうか
子供に暴力を振るう親のみが毒親という訳ではない
「毒親」と聞くと、子供に暴力を振るうなど、虐待する親が一番に頭に浮かぶかもしれませんが、
親が精神的な虐待をしている場合も、十分に毒親であると言えます。
過干渉も毒親に成り得る
子供を心配するあまり、もしくは、自分自身が可愛いあまりに、
思い通りに子供をコントロールし、支配しようとする過干渉な親。
そんな親も、十分に毒親であると言えます。
精神的に不健康な親に育てられた子供
毒親に育てられた「毒親育ち」の人々は、精神的に不健康な親に育てられたと言えます。
自分の親が「毒親」であると決められるのは自分だけ
あなたがもし、親の言動に疑問を持ち、親の言動が原因で人生に有害な影響を受けてしまっていたら・・・
「毒親育ち」であることを認め、その「毒」を抜く作業をしましょう。
認めることが第一歩
毒親育ちであることを認めただけで、心が晴れ晴れすることもあります。
実際、私自身がそうでした。
認めることで、この先の未来を変えていく決心が着きますよ。
しかし、誰だって、心の底では、ほんの少しでも親を大切に思う気持ちがあると思います。
すぐに認めた方がいいとは思いません。
ゆっくり、ゆっくり、思い出したくもないであろう過去を思い出しながら、
自分がされてきて嫌だったこと、辛かったことを思い出しながら、
ゆっくり認めればよいのです。
認めるという作業は非常に大事な作業です。
これができるかどうかで、毒親育ちの未来が変わります。